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日記/お知らせ 2020年9月14日
菊の花、食べてみませんか?
猛暑続きの夏がやっと終わりました😅
9月に入って秋雨が続いていますが、フラワーショップやホームセンターの店頭には菊の花🌼が並びはじめました
年配の方がいる家ではこれからの季節になると「菊のお浸し」や「菊の酢の物」が食卓にのぼることが増えてきますよね
食用菊の種類で私が知っているのは山形の「もってのほか」ですが、「延命楽(えんめいらく)が正式名称だそうで、しゃきしゃきの触感と芳香な香りが特徴で、他には、青森県で作られている「阿房宮(あぼうきゅう)」は、苦みが少なく、やわらかな歯ごたえと甘味が特徴です
調理法はとても簡単で、花びらをちぎってさっと湯がいて「おひたし」にするか、湯がいたものをすし酢に漬けて「酢の物」しても良いですよね
変わったところでは、ガクのついたままの菊の花を天ぷらにしたり、味おこわにしても良いそうです
栄養的にもビタミンB1(疲れ目対策)、ビタミンE(老化防止)が含まれているので、今年の夏の疲れを菊の花の彩りを目で楽しみながら体も癒されてみてはいかがでしょう
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日記/お知らせ 2019年9月9日
菊を愛でる、重陽の節句
まだまだ、残暑が厳しい日が続いてますが、暦の上では秋になってきました
秋と言えば、ススキと団子でお月見(2019年9月13日)です
今年の十五夜を調べていたら、”重陽(ちょうよう)の節句”があるのを初めて知りました
発祥は中国で、中国では奇数を陽の数として、陽の中で一番大きい数字である「9」が重なる9月9日は
大変めでたい日とされていたようで、菊の花の香りを移した菊酒を飲んだり邪気を払い長命を願う風習だったそうです日本には平安時代に伝わり、宮中で観菊の宴が催され、庶民の間では収穫の時期にもあたるため「栗の節句」として
お祝いしていたようです菊酒・・・菊は、中国で古代より長寿の花とされていて、「菊花酒は神仙(不老不死の人)の飲み物」
と言われていました
菊酒の作り方は、昔は菊の花をお酒に漬け込んで作っていましたが、お酒に菊の花びらを
浮かべるだけでも風流があじわえます菊を使った料理・・・食用菊を使って、酢の物やおひたし、お吸い物などでいただくのも良いでしょう
食用菊には、デトックス効果があるほかにビタミンB1,B2,マンガン、カリウムなどの
ミネラル類が含まれていて、香りによる食欲増進の効果も期待できます十五夜の前にちょっとだけ雅な気分で、菊の花を愛でながら菊酒と栗ご飯で一足早い秋を楽しむのも良いかもしれません
*「日本の行事・暦」より引用させていただきました